ウェディングレポート
結婚式は、オリジナリティ溢れる特別な1日にしたい。そんな想いを持っていらっしゃった新郎様と新婦様。
新郎様は、結婚式への参列経験から、新婦様とともにかけがえのない1日を過ごすことができる結婚式を楽しみにしていらっしゃいました。
新婦様はセンスがよく、おしゃれな方。そんなおふたりの想いやセンスで彩った自分たちらしい結婚式をご希望されていました。
ご来館前から会場へ大きな期待を寄せてくださっていたおふたり。
神戸迎賓館 旧クルペ邸は、異国情緒あふれる神戸の中でもひときわ優雅な雰囲気を醸し出す歴史的洋館。単なる建物としての美しさだけでなく、100年以上の時を超えて息づく独特の世界観に包まれています。おふたりのイメージ通りの世界観と、まるでお家に招待したようなアットホームな居心地の良さを気に入っていただき、結婚式の舞台として選ばれました。
打合せを通じて一貫していたのは、「誰かと同じではない、自分たちだけの結婚式を創りたい」というおふたりの強い想いでした。
ご自身が主役となるだけでなく、ゲストにも役割を持って参加してもらい、共に楽しめる空間づくりを大切にされていたおふたり。
「どうすればゲストにもっと楽しんでもらえるか」
「どうすれば一体感が生まれるか」
そんな視点を持ちながら、細部に至るまで丁寧に、心を込めて準備を進めていかれました。
挙式は、おふたりらしさが詰まった人前式で執り行いました。
可愛らしいフラワーボーイの先導により、和やかな雰囲気のなか、はじまったセレモニー。
おふたりらしい言葉で紡がれたオリジナルの誓いの言葉を交わされた後、コーヒービーンズへの署名をされました。これはおふたりのお好きなコーヒーを取り入れたオリジナルな演出です。結婚証明書の代わりとして、両家の代表と立会人代表が、コーヒー豆の入った瓶にサインを交わす演出です。
結婚式のあとも、この日のことを思い出せるアイテムでもあり、このコーヒーを淹れるときも楽しみになるセレモニー。温もりと記憶に残る誓いの時間となり、ゲストの方々も見たことのない新鮮な演出を楽しまれているひとときとなりました。
ウェディングケーキのセレモニーでは、ケーキにソースをかけるケーキドリップをされたおふたり。美しいウェディングケーキにソースをディップする華やかで視覚的にも印象的な演出です。完成の瞬間は、会場から大きな拍手と歓声が沸き起こりました。
さらにおふたりからゲストへ感謝を伝える演出として、「サンクスバイト」を取り入れました。大切な方々へ感謝の気持ちを込めてケーキを届けるサンクスバイトは会場の一体感が生まれ、ゲストの皆様との和やかな時間となりました。
披露宴の後半には、ゲストが自由に楽しめるデザートビュッフェをご用意しました。色とりどりのスイーツが並び、会場は甘い香りと幸せな雰囲気に包まれました。特にお子様ゲストのためには、「お菓子のつかみ取り」コーナーも設けられ、子どもたちの楽しげな笑顔がパーティーをより一層和やかなものにしていました。
会場装花のコーディネートは、おふたりのこだわりのひとつ。アンティークなオレンジが印象的なコーディネートは、会場の華やかな床や木目のあたたかさと相まって洗練された印象に。かわいらしさのなかに品格も感じるコーディネートです。
華やかな雰囲気も感じられ、おふたりの大切なゲストを迎えるための空間としてぴったりのコーディネートとなりました。
いつも朗らかで自然体なおふたりのこだわり詰まった結婚式を担当させていただけたこと、改めて光栄に存じております^^
何よりご当日、ゲストの皆さまのとのご様子を拝見し、おふたりがどれだけ愛されているのかが伝わる、とっても愛の溢れた空間が今でも目に焼き付いています。
これからもおふたりと、おふたりが大切にされている皆様の末永い幸せを願っております!