ウェディングレポート
いつも穏やかな笑顔が印象的なおふたり。話しやすくユーモアあふれる新郎様は、結婚式の準備では新婦様を温かく見守りながら、力を合わせて一つひとつ形にしてくださいました。言葉の端々からも、新婦様を大切に想われていることが自然と伝わってくる、優しさあふれるお人柄です。
新婦様は、柔らかな雰囲気の中にも芯のある方。ものづくりがお好きで、ペーパーアイテムをはじめ、多くのアイテムをご自身の手で制作されました。広告制作に携わるお仕事をされていることもあり、デザインや世界観にも細やかにこだわり、おふたりらしさを丁寧に表現されています。また、ご親族様のご自宅に陶芸窯があり、「暮らしの中でつくること」が身近な環境で育まれたことも、その感性につながっているようでした。
そんなおふたりが結婚式で何より大切にされたのは、ゲストの皆様への感謝を伝えること。「来てよかった」「楽しかった」と感じてもらえる一日にしたい。日頃お世話になっている方々へ、心からの「ありがとう」を届けたい。その想いを軸に、手づくりの温もりと、おふたりらしいおもてなしを散りばめながら準備を進められました。
一つひとつをご自身たちの手でつくり上げた結婚式には、おふたりの優しさと、大切な人を想う気持ちがあふれていました。
会場選びでおふたりが大切にされたのは、ゲストの皆様と心地よい時間を過ごせること。自然を感じられることや、異国情緒あふれる空間を重視され、皆様と近い距離で楽しめる結婚式を叶えたいと考えられていました。
その想いにぴったりと重なったのが、神戸・北野の高台に佇む旧クルペ邸。明治時代に建てられた異人館の趣を受け継ぐ洋館は、神戸らしい異国文化と歴史を感じられる特別な場所です。木の温もりを感じるクラシカルな空間や、印象的な赤いチェック柄のフロアは、おふたりのお気に入りのポイントの一つでした。
チャペルは大きな窓から自然光がたっぷりと差し込み、雨の日でも明るく開放的な雰囲気に包まれます。また、この場所は結婚式を挙げるおふたりとゲストだけが訪れることのできる特別な空間。その非日常感も、おもてなしの一つとして魅力を感じてくださいました。
主役として前に立つのではなく、大切なゲストと同じ目線で笑い合い、語らう時間を大切にしたい。そんなおふたりの想いを、歴史ある洋館で形にすることを決められました。
お打ち合わせでは、「ゲストの皆様にも一緒に楽しんでもらえる結婚式にしたい」という想いを軸に、おふたりらしい演出やコーディネートを一緒に考えていきました。
中でも、新婦様がお好きな太陽の塔は、結婚式を彩る大切なモチーフの一つに。大学時代を大阪で過ごされ、身近な存在だった太陽の塔に自然と愛着が芽生えたことから、ペーパーアイテムやウェルカムボードのデザインにも取り入れられました。
さらに、ウェルカムスペースには太陽の塔のぬいぐるみやフィギュアを飾り、おふたりの”好き”が感じられる遊び心のあるコーディネートに。初めてご自宅へ招かれたような親しみやすさも生まれ、ゲストの皆様も自然と足を止め、会話が弾む空間となりました。
おふたりらしい世界観を表現しながらも、ゲストの皆様が楽しめる工夫を随所に散りばめた準備期間。細部まで想いを込めて形づくられた空間は、おふたりらしさと温かなおもてなしにあふれていました。
おふたりが選ばれたのは、ゲストの皆様にも参加していただく人前式。「見守ってもらう」だけではなく、「一緒に結婚式を創っていただく」ことを大切に、温かな一体感が生まれるセレモニーをご提案しました。
ご入場では、新郎様のお父様・お母様によるジャケットセレモニーを実施。ご家族に身支度を整えていただく時間は、これまでの感謝と新たな門出へのエールが込められた、心温まるワンシーンとなりました。
さらに、指輪を届ける大役は新婦様の甥っ子様が担当。ラジコンカーに乗ってリングを運ぶ愛らしい姿に、会場中が笑顔に包まれ、おふたりらしい和やかな空気が広がりました。
ゲストの皆様と笑顔を分かち合いながら進んだ挙式は、おふたりが願われた「みんなで楽しめる結婚式」の始まりにふさわしい、温もりあふれる時間となりました。
ウエディングケーキの代わりにおふたりが選ばれたのは、なんとエビフィレオバーガータワー。
おふたりが出会われたのは、同じアルバイト先。その頃、初めて一緒にアルバイト終わりに食べたのがエビフィレオでした。以来、おふたりにとってエビフィレオは、思い出が詰まった特別な食べ物に。今でもクリスマスにはチキンではなくエビフィレオを選ぶほど、大切な思い出として親しまれています。
そんなエピソードを伺い、おふたりらしいセレモニーにとご提案したのが、エビフィレオバーガータワー。旧クルペ邸でも初めての演出となり、ゲストの皆様からは驚きと笑顔があふれました。
タワーから取り分けたバーガーをおふたりで仲良く頬張る姿は、初めて一緒に過ごしたあの日を思わせるような温かなワンシーンに。おふたりだけの思い出を、ゲストの皆様とも分かち合う、世界に一つだけのセレモニーとなりました。
披露宴では、おふたりにまつわるエピソードを題材にしたおふたりクイズを開催。新郎様側・新婦様側のゲスト対抗で行い、回答者はその場でくじ引きによって決定するスタイルをご提案しました。
誰が当たるかわからないワクワク感と、「どっちだったかな?」とテーブルごとに相談しながら答えを考える時間が、自然と会場全体の一体感を生み出します。応援の声や笑い声が飛び交い、おふたりだけでなくゲストの皆様も主役となって楽しめる、参加型の演出となりました。
ゲスト同士の会話も弾み、新郎様側・新婦様側という垣根を越えて笑顔が広がるひとときに。大切な皆様と一緒に結婚式を創り上げたいという、おふたりの想いが形になった温かな時間となりました。
お色直しでは、新郎様が婚約指輪のお返しとして新婦様から贈られたスーツをお召しになりました。
おふたりにとって大切な思い出が詰まった一着だからこそ、この日の装いとして選ばれたもの。ご披露された際には、ゲストの皆様からも「素敵!」という声が上がり、おふたりらしさを感じていただけました。
ゲストの皆様とできるだけ多く会話を楽しみたいという想いから、披露宴の後半にはデザートビュッフェを取り入れられました。
お料理のお打ち合わせの際から興味を持たれていた演出でもあり、自由にデザートを選びながら自然とゲストが動き出し、おふたりのもとへ足を運ぶきっかけに。会場のあちこちで会話や笑顔が生まれ、おふたりが思い描いていたアットホームな雰囲気が広がっていきました。
形式にとらわれることなく、大切な方々と近い距離で過ごす時間を何より大切にされたおふたり。デザートビュッフェは、おもてなしと語らいの両方を叶える、おふたりらしい締めくくりの演出となりました。
初めてお会いした時からおふたりの穏やかな空気感や、ゲストの皆様がいかに楽しく快適に楽しんでいただけるかを、たくさん考えてくださったお姿が印象的でした。当日のおふたりの幸せいっぱいの表情を拝見出来て、とても幸せでした。当日まで担当させていただき嬉しかったです!大好きなおふたりの幸せをいつまでも願っております。いつでもクルペ邸へ帰ってきてくださいね!