ウェディングレポート
おふたりが結婚式を挙げられた日、5月26日の誕生花はオリーブ。 平和・幸せの象徴と言われているオリーブは、結婚式でもよく用いることがあります。別々のオスとメスのオリーブが、一本の木となり、実をつけることから、夫婦の樹とも呼ばれています。 おふたりのやわらかくおだやかな空気感が、この平和と幸せを意味する樹木のイメージにぴったりだと感じました。
おふたりだからこそできる、結婚式を創るまた、「ゲストの皆様と一緒に」という想いが強い、おふたりの結婚式。結婚式で過ごす、おふたりの愛するゲストとの1日があたたかな想い出になるように。これからの人生が、幸せでおだやかに続くように。そしていつか懐かしいなと思い返せる時間になるようにという願いを込めて。おふたりだけでなく、「ゲストの皆様と一緒に」という意味をこめて、『& olive』というテーマとなりました。
元々、結婚式場のアルバイトで出会われたおふたり。 新郎様のお気持ちでは、「両親も喜んでくれそう」と結婚式に前向きな気持ちでした。しかし、新婦様は、結婚式を挙げるイメージを最初からもっていたわけではありませんでした。ですが、一人娘として大切に育ててくださった親御様へ感謝を伝えたいという想いや、仕事で結婚式に携わっているからこそ、「結婚式を創る意味」を感じ、ご結婚式をされることに。
上品でレトロな雰囲気も持ちながら、レトロ過ぎずナチュラルなテイストがある北野異人館 旧クルぺ邸。ゲストの方々もナチュラルに自然体で、結婚式を楽しんでいただけるのではないかと考え、おふたりの大切な1日の場所として選んでいただきました。
「せっかく結婚式をするなら、ゲストの皆様に楽しんでほしい。参列してよかった、と思える想い出を作ってほしい」と、参列するゲストのことを心から考えていらっしゃったお打合せ期間。 テーマカラーを『オレンジ』にされたおふたりは、このテーマカラーをどう掛け合わせていくかを悩むことも。イメージを持ちにくい部分をかみ砕いてお伝えしながら、アイデアを形にしていきました。
ゲストの方々に、誓いの瞬間を近くで感じてほしいという想いがあったため、チェアの形が比較的自由に動かせるセレモニースぺースを活かし、挙式はL字型のレイアウトで執り行いました。
スイッチングレターのセレモニーを行い、新郎様新婦様からゲストの方々への想いを感じていただいてからのご入場となりました。ご両家の親御様にお仕度を整えていただき、挙式がスタート。
よりアットホームな雰囲気の挙式にしたいというお考えから、誓いのハグをされました。ご退場の際は、水引シャワーを行い、和と洋が融合された、オリジナリティ溢れる挙式の時間となりました。
エンドロールムービーで使用される曲が「手と手を」という曲だったため、ムービー担当のスタッフから「アフターセレモニーでハイタッチをしてみてはどうか」という提案が。
おふたりも喜んでくださり、当日急遽ハイタッチを行うことにしました。さらにゲストとの距離が近くなることができた演出となりました。
また、エンドロールムービーも曲とリンクした素敵な映像となりました。
新婦様と友好がある神戸迎賓館の久保田シェフと、1からお料理を考案されたおふたり。おふたりの好きなものを詰め込んだ一皿一皿はゲストに大好評でした。またハートをモチーフにした可愛いケーキは、新婦様にも大好評でした。
シェフ挨拶の時間には、お料理の話以上に、新婦様へ向けた愛のメッセージをお話しくださり……。ゲストの皆様も涙涙のお時間となりました。
砥部焼を使用したデザートビュッフェのお皿や席札は、ゲストの方々から大好評。
ゲストの方々との距離が近いデザートビュッフェの反応を楽しみにされていたおふたり。おふたりからのおもてなしに驚いたり、喜んだりするゲストの表情を見ることができました。ゲスト同士の会話も盛り上がるおもてなしとなりました。
テーマカラ―のオレンジにちなんで、オレンジジュースでのワンモアチアーズで披露宴のラストを締めくくりました。
ゲストの方々だけでなく、当日のスタッフにもオレンジジュースをお配り。全員で「乾杯」をしました。
乾杯をしながらご退場されたおふたり。最後まで笑顔の絶えない結婚式となりました。
ゲストの方々への想いをスイッチングレターでお伝えになったおふたり。おふたりから想いを綴るだけでなく、ゲストの気持ちも返ってくる演出として、ゲストの方々からの「お返しレター」をオリーブにつけていただきました。
おふたりとゲストの皆様。お互いへの想いを改めて文字に起こすことによって、大切なことを実感しあい、これからの絆をより固く結ぶことができたのではないでしょうか。
誠におめでとうございます。まさかおふたりの担当ができると思っていなかったので、一緒に結婚式を創り上げることができとても幸せな時間でした。
ギリギリの時間までゲストの皆様に楽しんでほしいとご準備がんばってくださいましたね。その想い、皆様に伝わっています。手を手をつないでこれからも幸せいっぱいのご夫婦になってくださいね。
これからもおふたりの味方として、おふたりを見守っていきます^^